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2018.03.15 THU - 速読多読コーチング

人生は常に右肩上がりで成長し続けて楽しくなければならない・・・と思ってると逆に鬱になって挫折して目標にも近づかない

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右肩上がりに成長しなければならない、という幻想は危険。2005年から経営をしていて13年ほどになりますが色んな事がありました。1.4億の負債を負ったり他にも色んな事が大小さまざまありました。人生というスパンで見れば色んなしんどいこともありました。今回も私に仕事とはあまり関係ない所でとんでもない事が起きて心にダメージを負いました。なんとか少しずつ復帰しつつあります。

もし私がずっとずっと、どんな時でも成長しなければならないと思っていたら私は死んでしまっていたかどこかで挫折して倒れていたと思います。

今日の東京は春の陽気どころか昼間は夏を感じるほどに暑くなりそうです。もし、人生に春しかないと思い込んで夏と冬の備えをしなければ大変な事になるでしょう。人間も自然の一部である以上、春夏秋冬のように温かい時もあれば寒い時もあります。それが普通です。そんな中でも目標を持ち、春は健やかに動き、冬は寒さをしのぎながら目標を持ち続ける、それが必要な態度だと思います。

右肩上がりに成長しなければならない、人生は常に楽しいことばかりじゃないとダメ、と思い込んでいるとちょっとした失敗や傷付きが許せずそこから学ぶ事も立ち直ることも出来無くなってしまうと思います。春と夏に働いて秋に収穫して冬は蓄えで食べる、これが人間の自然な1つの形なのですが、都会に住んでいるとそんなことも忘れてしまうような気がします。

私が今回辛いことがあって休んだり仕事のペースを落とせたりできたのも蓄えがあったからです。もし自分の人生の全てが春のようにあたたかい時ばかり、楽しい時ばかりしかないと信じていたら蓄えなど作らなかったでしょう。そうすると突然の出来事に凍えて死んでしまっていたでしょう。

あるいは私がこんなにしんどい時でも絶対に右肩上がりで売上を上げる必要がある!と思っていたらどこかに無理が生じて長期的な大きな利益を失うでしょうし、スタッフが鬱になって倒れていたかもしれません。

資本主義のルールで運営されるこの社会の中で重要な蓄えはお金です。簡単に言えば貯金であり、流動性の高い資産です。しかし、それ以上に人生の冬を乗り切るために必要な蓄えが人間にはあります。それは

友達

です。とんでもない事が起きた時に素直に『辛い』『しんどい』『苦しい』と言える友達がどれくらいいるのか、それが人生の冬を乗り切るためにお金以上に重要なものだと思います。私は幸いにしてそういう友達、仲間に恵まれていて今もなんとか生きていれます。

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また、この友達は偽りなく自分の正直な状況を話して聞いてくれて、それでも味方でいてくれる人でいる必要があります。人間は自分がしんどい時に自分にやましいことがあり、自分に都合のいいストーリーを語って他人から『しんどいね。大変だね』と同情されてもなにも癒やされません。それで癒やされるならキャバクラやホストクラブで社会の自殺率は大きく下げられるでしょう。

この偽りなく話して味方してくれる友達、を作るのが本当に重要なのです。そのためには自分が常に偽りなく生きている必要があります。しんどいのに見栄を張ったりしていたらこういう仲間はなかなか出来ません。

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私はそんな中、最近知り合って刺激を受け、助けにもなっている東京大学安冨歩教授の経済学の船出に引用されている言葉を思い出しました。

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人を惑わす金を利用して友達を作りなさい。そうしておけば、金がなくなったとき、友達はお前たちを永遠の住まいに迎え入れてくれる。(ルカスによる福音16:9)

貨幣とはそもそも、他人との弱い関係を作り出す縁結び装置なのであり、そうやってできたつながりを大切に育てていけば、いざというときに頼れる本当の縁にすることも可能である。(安冨歩『経済学の船出—創発の海へ』NTT出版、37頁)
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これです。簡単に言えばこれは

元気な時に人に優しくして蓄えを作り、辛い時は人に助けてもらって蓄えで食う、という事です。これの真逆が元気な時は自分に優しくして自分にお金を使い、しんどい時はさあ大変、と言うことだと思います。(経済学の船出は残念ながら絶版ですが私がグレードアップバージョンを復刻させる予定ですのでお待ちください)

何も難しい事ではなく、人生は右肩上がりで楽しいことばかりと言う事ではなく、色んな事があるという自然を受け止め、誠実に生きていればいいだけです。それでもこの世の中は右肩上がりで成長し続け無ければ負け組であり、とにかく自分を楽しませるためにお金を使え、蓄えなど作るな、浪費せよ浪費せよというメッセージに溢れています。

もし私が蓄えを作っておらず、ブランド物やグルメにお金を使い果たしていて今何の蓄えもなかったら?と考えると人生に訪れた冬にお金の悩みまで追加されることになります。

もし私が見栄を張って嘘をついて生きていたら?人生に訪れた冬に頼る相手もおらず1人で乗り切ることになります。それは恐ろしい事で今の苦しみは自乗で増えていくでしょう。

思えば近代は自然の克服、理性の過剰な信仰によって始まりましたが春もあれば冬もあると言う当たり前のことまで人間は忘れてしまっているような気がします。都会に住むとそれがなおさらそれが促進されてしまうような気がします。いくらそれを忘れて不老不死や永遠の富を求めてもそれは自然界ではなかなか実現できず、常にその矛盾に苦しむことになります。

そんな矛盾の苦しみを増やすくらいなら自然を受け入れて人に優しくして蓄えを少しづつでも作る方が余程楽に生きられるし、遠回りに見えて目標にも到達しやすくなる。そんな風に今は考えています。

そして今冷静にこんな文章が書けているのも仲間や友達のお陰です。あまりあったことが無い人からもあたたかい気遣いのメッセージを送ってもらえます。また、直接会ったことが無いにしてもいいねをくれたりコメントしてくれたりする皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。今日もショックを受けて2週間何も出来ていなかったので溜まった仕事のために1日中外出で仕事してきます。元不登校児の引きこもり社長の私がこんなことが出来るのも皆さんのおかげ、ありがとうございます。

写真は昨年、スタッフのみんなで冬山にスキーに行った時の写真です。私は一切滑らず散歩していただけでしたが楽しかったです(笑)

経済学の船出は残念ながら絶版ですが、下記の本はまだ絶版ではないのでおすすめです。

生きる技法 安冨 歩
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追伸

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今日も読書!

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学で講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。コーチングと読書を通じて色々な可能性をみんなに伝えていきたくてこのチャンネルを運営中。月1,500冊以上の読書をして、それとは別腹で漫画も毎月数百冊読む。趣味はパイプ、葉巻、ドライブ、喫茶店&本屋巡り。

清水有高プロフィール詳細

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清水 有高

清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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