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2014.04.10 THU - 読書ブログ

大学生は学問の価値をもっと認めよう インターン、起業するより勉強した方がいい

苫米地英人さんの就活の極意、池上彰さんの教養のすすめ、を読んだ。これを読んで大学生は学問の価値をもっと認めよう インターン、起業するより勉強した方がいいよ、と思った。

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一月万冊を通じたりして、私の会社には大学生達から『インターンしたい』『ビジネスの経験を積みたいから仕事をさせてほしい』という依頼が沢山来る。それも、東京大学を初め、いわゆる有名大学、偏差値上位の大学からの依頼が多い。彼らの話を聞いているとうちでインターンを希望する理由は

・成長したいから
・将来起業したいから経験を積みたい
・キャリアアップしたい
・読書をたくさんして知識を増やし、それを仕事に活かしたい

などなどだ。要するに『稼いで活躍できる人材になりたい』『清水さんの経営する会社だとその経験が出来そうだ』という理由で応募してくる。そういう学生さんには

成長したいなら大学真面目に通う方がいいよ

と言ってる。

こういう話を言うと『え?』という顔をされる。うちに応募してくる殆どの大学生が『大学の勉強なんて大して役に立たない。それよりも即戦力として社会で通用する力を身につける方がいい!』と考えている。それで気合いを入れて働かせてくれ!と言ったら肩すかしの様に私から『勉強したら?』と言われる。それでも働きたい!と言う彼らに私は

働く前に数ヶ月間は読書だけしてくれ。とにかく本を読んでくれ。後、読書しながらうちの事務所で卒論したり、論文書いてもいいよ。何時に来てもいいし、何時に帰ってもいい。それで交通費も払うし、昼食代、夕飯代も出す。仕事を任せない代わりに日給は1,000円ね。何か雑用お願いする場合は時給1,000円で任せるけど、最初は勉強優先ね。

という話をする。こんな風に言うと殆どの学生が『働いて経験を積みたい!』と言ってくる。

私はそれについて間違ってる、と言う話をする。起業を考えていたり、若い頃から稼ぎたい大学生からすると勉強がまどろっこしく感じる。それは気持ちとして分かる。しかも、私にコンタクトを取ってくる学生なのだから社会人や起業家などの『稼いでる人』とも付き合いがあるのだろう。そういう社会人や起業家を見ていると勉強なんかしてるよりも仕事の経験をしたほうが成長できるのでは?と感じてしまう気持ちは分かる。

しかし、大成功する起業家やビジネスマンほどしっかり勉強してるよ。『成長したい』というのが年収800万とか、1,000万程度でいいなら勉強はいらない。気合いだけで充分達成できるかもしれない。

日本人で大成功している起業家ほどしっかりした大学を出てるし、その後勉強をしてるだろう。大学生に知られていそうな起業家と言えば孫正義さん、三木谷浩史さんあたりだろうか?孫正義さんは有名なカリフォルニア大学バークレー校を卒業してるし、自伝を読めば死ぬほど勉強していた姿が書かれている。三木谷さんはハーバード大学でMBAを取得してる。日本から飛び出してGoogle創業者のラリー・ペイジさん&セルゲイ・ブリンさんはスタンフォード大学の博士課程に進んでる。日本もアメリカも学歴の高さと年収の高さは正比例している。

色々なデータを見れば見るほど、成功したければ勉強しよう、という話になる。しかし、勿体ないことに、高学歴の学生ほど『勉強するより仕事の経験を積んだ方がいい。大学なんかで勉強するなんて無駄だ』と思ってる。何でだろ〜と思って色々と話を聞くと

勉強なんてするのは無駄だ。早く仕事をした方がいい。

という大人が近くにいるみたいだ。その大人はそれなりに社会で成功していて、年収が高い魅力的な人が多いようだ。確かに、大学生が年収1,000万くらい稼いでいる大人からそう言われたら『勉強してる場合じゃない!』と思うかもしれない。でも、たった1,000万ですよ?年収100億円稼いでいる人や純資産で何十億有る人が『勉強してる場合じゃないよ』というならまだ分かる。

勉強なんてするのは無駄だ。早く仕事をした方がいい。

と言う人を冷静にもう一度観て欲しい。その人はどれくらい成功している?年収100億くらいある?年収1,000万程度とか、売上数億程度の会社の社長だったりしませんか?そういう人が『勉強なんてするのは無駄だ。早く仕事をした方がいい。』というのは凄く分かる。逆説的になるけど勉強してないからその程度の成功で終わってるのだ。だから、その程度でいいなら若さに任せて睡眠不足で365日間働き続けたら年収1,000万程度の成功なら手に入れられるだろう。しかし、そんなのは『大学生としてしっかり勉強する』というせっかくの権利を捨てるほどのモノなのだろうか?

勉強なんてするのは無駄だ。早く仕事をした方がいい。

という人が社長の場合、高確率で大学生を『安く使える労働力』として活用しようとしている。私は同じ経営者としてその選択肢を批判しない。私の元に応募してくる大学生は平均的な若者と比べて性格も良く、素直そうで、明るく、賢そうだ。そういう人間をさっさと若いうちから雇えたらいい人材獲得だし、安くていい投資になる。だから、経営者として『勉強なんてするのは無駄だ。早く仕事をした方がいい。』と若者を口説くのはわからなくはない。

でもね、大学生のほうはそれを理解してない。勉強なんてするのは無駄だ。早く仕事をした方がいい。というのは本気で自分の人生を考えてくれた結果、そういう風に言ってると思い込んでる。そうじゃない。そういう事を言う大人は何かしら煩悩があり、自分にとってそういったほうが得だからそういう話を大学生にしている。それを分かって欲しい。

それを分かった上で『勉強なんてするのは無駄だ。早く仕事をした方がいい。』という意見を受け入れるかどうかを判断して欲しい。ただ、多くの大学生はそこまで分からず勉強を捨て、大学生のうちからインターンやアルバイトに力を入れてしまう。あまりにも勿体ない。最近、うちにコンタクトを取ってくる大学生が増えてきたので彼らに対する告知がてら、大学生と仕事について書いてみた。うちでインターンをしたい!という連絡も多いのだけど、その場合、最初から仕事をいきなりすることはない。うちに来て沢山読書して、大学のレポートとか卒論をしっかりやって欲しい。

成長したいなら大学真面目に通う方がいい

本当にそう思う。学生の本分は勉強だ。就職活動でアルバイトやインターンの経験を評価しすぎる企業は学生を即戦力としてしかみてない。どういう事かというと即戦力=育てるつもりがないということだ。

私は大学生を雇ったり、新卒を雇うなら長期的にお互い大成功したい。会社のパーツに使いたくないし、彼らには知的レベルも年収レベルもとてつもなく高いレベルで成功して欲しい。年収1,000万程度で満足して欲しくないし、知的レベルも読書が月間1,000冊を超えるレベルになって欲しい。大成功して欲しいのだ。だからこそ、しっかり勉強して欲しいし、うちにきても最初のうちは仕事より勉強優先だ。

大学真面目に通って就職活動できない人がいたら私が相談に乗ってあげる。是非連絡をくれ。ただし、成績が可とか良ばかりだったら『ほんとに真面目に勉強してたのかよ』と突っ込みは入れますよ(笑)

問い合わせ先はこちら http://readman.jp/contact/

この記事を見て問い合わせてくれた人が返信先連絡先を書いてくれてないから返事が出来ない(笑) https://www.facebook.com/monthlymansatsu/posts/374434052710251

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清水 有高

清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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