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2014.04.02 WED - 読書ブログ

桜は本当に美しいのか 欲望が生んだ文化装置を読んだ。

桜は本当に美しいのか  欲望が生んだ文化装置という本を読んだ、平凡社の本。桜というと私達にとって美しいモノ、と言う認識がある。しかし、それは広告によって作られたブランドイメージなのかもしれない。こんな視点で書かれているだけで面白い読書になる。

以下、本の内容より。

記紀・万葉の昔から、王朝文学、
能・歌舞伎、近代文学、現代短歌、
そして21世紀の「桜ソング」まで――。
「桜は美しい」という〈美意識〉は、
実は「創られた伝統」であった。
――――――――――――――――――――――――
桜は、遠い昔には、人知れず山中に咲いていた花である。桜を人間の俗界に招き入れ、あえかなはなびらに、堪え得ぬほどの重荷を負わせたのは、私たちの罪ではないか。我に触るるな。あの春に見た桜は、そう言っていたのかも知れない。(「まえがき」より)

とのこと。花見で世間が染まっているからこそ、こういう本を読むのが面白い。常識というのは大抵作られている。その作られたイメージというのは誰が何のために作ったのか、それを考えることはとてもいい思考トレーニングになるし、読書になる。なんでもいい。お酒はいつから美味しいのか?車はいつから格好いいのか?戦争はいつから悪い物になったのか?などなど、いくらでも楽しく連想できる^^

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清水 有高

清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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