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2014.03.18 TUE - 読書ブログ

学べば学ぶほど孤独になる 読書をすればするほど友は少なくなる

釈尊のさとり 講談社学術文庫 増谷 文雄 著を読んだ。釈迦は悟った時に『世界に誰もこの気づきを共有できる婆羅門も沙門もいない』『自分の悟りを人に教えるなんて大変すぎる』と思った。要するに賢くなりすぎて、悟りすぎて孤独になった。こういう独白は色んな思想家達に共通するところだ。イエス・キリストも新訳聖書の中で弟子達に対して嘆くシーンがあるし、最近の人ならニーチェなども同じようなことを言ってる。それでも彼らは寂しさや孤独に負けなかった。普通なら友を求め、人との交流を求めるはずなのに彼らはその寂しさに打ち勝った。

彼らは人との交流でその孤独を慰めるのではなく、自ら考え出したその思想そのものを友として人生を歩んだ。そうすれば誰が否定しても、誰も理解してくれなくても無敵だ。学べば学ぶほど、人は孤独になる。読書をすればするほど視点が上がり、遠くが見える様になる。それはとても清々しく爽快な視点だけど、一緒に共有できる仲間がドンドン減る孤独の道でもある。だからといって、学ぶのを止めることも出来ない。読書を止めることも出来ない。読書仲間は増やしていくけど、真の友というのは、読書の中にある自分の考え、思想だ。そんなことを思った。

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清水 有高

清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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