トップページ  » 読書ブログ  » 『あったかーい腹巻きとアインシュタイン』

2014.03.08 SAT - 読書ブログ

『あったかーい腹巻きとアインシュタイン』

『あったかーい腹巻きとアインシュタイン』

私の経営する会社には女性スタッフが何人かいる。冬は寒い、冷える、と言っていた。それを聞いた私は貼るホッカイロを100枚ほど近所のドラッグストアで買ってきて『毎日、自由に使っていいよ』と言って渡した。凄く喜んでいた。次に、女性の服に貼るホッカイロを直接貼ると生地が傷むのではないか、と思ってAmazonで女性用腹巻き、を検索して5枚くらい買ってみた。それを女性スタッフ達に告げると喜んでいた。ちなみに、私はおなかが冷えて辛い、と言う感覚は無い。

人は自分にとって不利な状況でも現状になるとそれを維持しようとする、ということを『立ち読みしなさい!苫米地英人著』を読み直して思った。今日、この出版社の社長に会うので5回ほど読み直した。

苫米地さんの自己啓発系の本の構成はとてもシンプルだ。

現状を超えたゴール設定をする。
それを実現する方法論について書いてある。
方法論を具体的にどう実践するかが書いてある。
後は実践してね、と言う構成になっている。

人には色んな悩みや不安、不満がある。それは誰にだってある。そして、当たり前のことなのだけど『今の自分が引き起こした悩みは今の自分のレベル、現状では解決できない』ということだ。先ほどの冷え問題もそう。おなかが冷える・・・という悩みや不満があったとする。ただ単に、冷えるなあ、何とかならないかなあ、、、と悩み続けていても何も解決しない。そこには、今までの現状に無かった『貼るホッカイロを100枚買う』『腹巻きを5枚ほど買って試してみる』などのアプローチが必要だ。でも、殆どの人はそれをしない。ちなみに、私の会社の給料はかなり高い。20代の女性スタッフでも稼いでいる人なら50〜70万ぐらい月給で払っている。カイロや腹巻きは買えるはずだ。

しかし、それでもやはり買わない。自分の健康にとって不利なことでも、現状になってしまうと人間はそれを維持しようとするのだ。おそらく、カイロを買ったら?腹巻きを買ったら?と言う提案をしても『時間が無い』というかもしれない。カイロなんて近所のコンビニに売ってるし、腹巻きなんてAmazonで数分もあれば買える。それでも現状を変えることを拒む。人間とはそういう生き物なんだなあと思う。

ダイエットだってそうだ。太っていることを気にして、悩んで、苦しんでいる人は本当に多い。でも、食生活も、運動習慣も生活習慣も変えないなら太った現状が続いて当たり前だ。

会社経営だってそうだ。儲からない、儲からない、どうすれば儲かりますか?と私に相談してくる経営者は結構いるけど、儲からない自分を形成している現状自体を変えないとどれだけ働いても儲からないままだ。

政治家選びもそう。私たちは自国の政治家に対して文句を言い続けるけど、その政治家を選んだのは誰ですか?私たちだ。だけど、本気で選挙について考えることはあまりない。

今の悩みは
今のレベルの自分が引き起こしている
だから今の自分のレベルでは解決できない

アインシュタインも言っている。

アインシュタインの名言――。
「我々の直面する重要な問題はその問題を作ったときと同じ考えのレベルで解決することはできない」と。

私はこれをいつも感じている。ゲームに例えるならレベル10でボスに戦いを挑んで負けたらレベルを20に上げないと駄目なのだ。レベル10で100回挑んでも負け続ける。レベル20,レベル30と上げてから挑戦する必要がある。にもかかわらず、レベル10で挑戦し続け、負け続け、自信をなくす。何と勿体ないことだろうか。

人間は自分にとって不利な状況でも現状になるとそれを維持しようとする

それはとても勿体ない。そして、自分の現状を変えていくためにも、常に大量の知識を手にして行く。そのためにも読書ってやっぱり大切だなあ、と思いつつ今日も読書と仕事をします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

清水 有高

清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

新着記事

人気ランキング