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2014.03.08 SAT - 読書ブログ

『期待外れで怒るのは無意味』

『期待外れで怒るのは無意味』

苫米地英人著の怒らない選択法、怒る技術を読み返した。その中に、期待外れで怒るのは無意味という項目がある。これは本当にその通りだと思う。

・仕事が出来ない部下が仕事でミスをした
・浮気性の旦那が浮気をした
・借金癖の有る人が家族に隠れて借金をした
・喫煙者が禁煙を宣言し、やっぱりタバコをすってしまっ

などなど、こういう場面に自分が当事者として巻き込まれたら『怒り』を感じてしまいがちですが、それは全部『無意味』とこの本は言い切っています。私のその通りだと思う。仕事が出来ない部下が仕事でミスをしたらそれはある意味予想通りだし、怒っても意味が無い。でも、殆どの上司が怒っています(笑)いや、笑い事じゃない。私も昔は凄く怒っていました。

でも、仕事が出来ない部下かどうかなんて数ヶ月も一緒にいたらわかるはずです。それに対して怒っても無意味です。本当に仕事が出来ないなら怒る前にクビにしたらいい。いや、クビにしたらしたで困るというならそれは上司の都合でその部下を残しているのだから怒ることではない。私も良く、社長同士で話と部下の悪口を聞きます。じゃあ、クビにしろよ、と思うのですがそれを言うと

そんな部下でもいないと困る
すぐに替えが見つかるわけではない

などどと言って雇い続けています。そして、相変わらずその部下を怒っているのだけど、仕事ぶりが改善しない・・・と愚痴ってる。怒ったり愚痴ったりする前にやることあるだろ??と思うのですが、、、怒りというのは人間の知能指数、IQをものすごく下げるので冷静な判断が出来なくなってしまいます。そもそも、雇ったならこれくらいやれて当たり前だ、という過剰な期待が無意味な怒りを起こしている。雇ったんだからこれくらいやれよ!というのは言ってみれば上司側の都合です。でも、何故かそれが絶対正義として怒る正当な理由になっている。論理的に考えたらどう考えてもおかしい。

逆のパターンもあります。

これは部下が上司に対して過剰な期待をしているパターンです。上司ならこれくらいやって当たり前、上司ならこれくらいフォローして欲しい、という過剰な期待を持っているのです。それが裏切られたら不満を貯めるのです。部下なので上司に対して面と向かって怒りをぶつけることはしませんが、裏でサボタージュをしたりして不満を解消します。昔のテレビドラマで言えば、裏で悪口を言う、仕事の邪魔をする、などでしょうか?これも自分の怒りが正当だと誤解していなければ起きない現象です。

部下だって上司に不満があるなら上司の上司に『あの上司のこことここがおかしい』と言えばいいのです。それで改善されないならその会社にいる意味は無い。辞めればいい。いや、それだと次の仕事が・・・と困るならそれはやはりあなたの都合なのです。上司に怒りや不満を持つ前に、あなたの都合で会社にいるのだから怒りを持つ前に仕事をすればいい。

結局の所、部下の上司も自分の中の『これくらい当たり前だろう』という根拠のない正義を前提に怒りをぶつけ合っている。そんな状況では生産的な仕事は不可能です。怒りを感じたら、それは過剰な期待を勝手にしていたのではないか?自分勝手な期待外れではないだろうか?と考えること、それが重要だな、と改めて実感しました。

ちなみに私の会社では、どれだけ仕事が出来ない部下でも、私が残したい!と思ったら納得して残します。どれだけ赤字人材でも関係ありません。昔、数百万円以上の損害を会社に与えた部下がいましたが、私が残したいと思ったので残しています。他にも1,000万近い損害を会社に与えた人間もいますが、残したいと思ってるので残してます。その変わりとことん、話し合って、その人が成長できるようにサポートします。逆に、こいつとは仕事したくねえ!と思ったら例えどれだけ重要な仕事を任せていても、即、辞めてもらいます。もちろん、法的な手続きを経て、です。昔は私もグチグチ悩んでいたり、怒っていたりしましたが、そんなことをしていても無意味です。

仕事にしろ、プライベートにしろ、期待外れで怒るくらいなら、冷静に解決策を考えていきたいですね^^読書をすればするほど、その解決先の幅が広がるのでやっぱり読書は楽しいです。


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清水 有高

清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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