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2014.03.08 SAT - 読書ブログ

年収300万は下流なのか??

2005年に出た下流社会という本。内容はさておき、帯に書いてあるキャッチフレーズに私は興味が湧いた。年収300万円が下流と表現されている。なんという牧歌的な話だろう。私は年収300万円が本当に日本の下流、底辺であれば素晴らしいとおもう。夫婦二人で働けば家も持てるし子供も育てられる。しかし、そんなのは幻想だ。今は2014年。この本が出版されてから9年が経った。では、今から9年後の2023年は?その時には年収100万円、借金漬け、医療保険もない、が下流社会の定義になってる、いや、もっとひどいかもしれない。こういう話をする時、私はあてずっぽな未来予測をしてるのではない。少なくともこの30年間日本で進行している格差拡大と現在の政策から分析してる。でも、多くの人は、じわり、じわり、と進んでいるから誰も気がつかない。若い頃に老化を感じないようなもの。しかも、気がついた人が、気づかない人にこの社会の老化の実感を伝えることはかなり困難だ。自ら気がつくしかない。ピンチもチャンスも、微細な変化だ。しかし、読書をすることによってその変化に気づけるようになる。今年もたくさん読もう。

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清水 有高

清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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