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2014.03.08 SAT - 読書ブログ

『もう過去の人』ビジネスマンはこういう視点を持って松下幸之助さんの本を読めるだろうか。

『もう過去の人』

ビジネスマンはこういう視点を持って松下幸之助さんの本を読めるだろうか。それは一方的に批判し、否定するのではない。経営者の本、それも創業者の本を盲進することはかなり危険だ。なぜなら、彼らは学者ではない。理論家でもない。動物的直感で成功をしていく。それを学問化、理論化するのは学者の仕事だが、なかなかそれを兼ね備えた経営者はいない。どっちかに偏るから成功するのだと思う。

そう考えたとき、どれだけ大経営者だったとしても、その人の、そのビジネスの、その時代だからこそ成功した『言葉・文章』が書かれているに過ぎない。もちろんそこには自分にとってプラスになることもあるし、むしろマイナスになることだってある。そういう視点で読まないと危険。とかく社長というのは『自分こそ絶対である!』と思って生きてるから(特に私みたいな創業者)、社長として話すときは俺は神だ!位の気持ちでしゃべってる。だからパワーがある。でも、盲信することは危険だ。


もちろん、私は松下幸之助さんが好きだ。経営者として尊敬している。でも、

日々これ新たなり

と、著書の中で書かれている松下幸之助さんが、自分の本が未だにベストセラーとして販売され、本業の松下電器(現パナソニックグループ)は7兆円の大赤字を出している。そんな状況を見たら『ぶち切れる』だろうなあ・・・幸之助さんは怒るときはそれはすさまじかったらしい。なんでも、持っている杖が折れるまで壁や床をたたき続けて激高し、怒られている方があまりにも怖すぎて気絶したら、秘書が起こして、さらに起こり続ける。あまりに怖すぎて、怒られた側は自殺するんじゃないかと言うくらいの怖さがあったとのこと。

幸之助さんが現代に生きていたら、どう思うだろう??過去に書かれている幸之助さんの本を盲信するのではなく、知識を糧として、幸之助さんの視点で現代を見ていきたいよね。

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清水 有高

清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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