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2014.06.22 SUN - 読書ブログ

速読の先 多読について 速読より重要な多読について 暗記のその先へ

速読より重要なのは多読です。しかし、速読について書かれている本はありますが、多読の重要性について語っている本は殆どありません。

これはAmazonで検索すると顕著です。多読と検索すると381件出てきます。しかし、その殆どが英語の勉強法でした。それに引き替え速読は・・・
多読


3,000件近くがヒットします。日本人がいかに多読よりも速読を重視しているかがわかります。
速読


まともな速読本・読書法の著者であれば速く読むだけでは無く沢山読む事が重要だ、と言う主張をされています。このブログでも取り上げている苫米地英人さん(速読脳の作り方、クロックサイクルの速め方)や宇都出雅巳さん(どんな本でも大量に読める速読の本)などがそうです。他にも速読テクニックでは無いのですが、読書法も書かれている佐藤優さんや小飼弾さん、松岡正剛さんなどは年間5,000冊以上、1万冊以上読まれている読書家です。読書をきちんとしてる人なら多読の重要性に自然と気がつきます。

ですが、速読本は沢山あるのですが、最低月100〜300冊以上読もう!と書かれている本は本当に少ない。一冊何分あたりで読めるか、という競争になっています。正直、1冊何分で読めるというスピードよりも1年間、あるいは一生で何万冊、何十万冊読み続けるか、という姿勢の方が大事です。中には『私は年間100冊も読んでいる!』という速読本があったりします。それなら普通に読めばいいじゃん!!と私は思います。だって、月8〜9冊ですよ?とてつもなく分厚い本でも無い限り、1日1〜3時間の読書時間を持っていれば自然と読破できます。敢えて速読をする必要もありません。

速読がどうして重要なのかというと、月300冊、1,000冊以上の多読が実現できるからです。多読の効能は大きく言うと『暗記を超えて自分なりの視点が持てる』と言うことにつきます。例えば古典、哲学、社会学の本を大量に読むと『現代の資本主義の矛盾はここにある』という自分なりの意見が持てるようになります。それは『マルクスはこう言っていた』『アダムスミスはこう言っていた』という暗記レベルのものではなく読者の思考と著者の意見が混ざった新しい発想です。

この『暗記を超えて自分なりの視点が持てる』事がものすごく重要です。単なる暗記なら人間の脳みそはGoogleや電子書籍に絶対勝てません。『マルクスはこう言っていた』という事はGoogleで検索したら出てきますが『マルクスなら今の資本主義を観てどう考えるのか?』と言う事はGoogleでは出てきません。出てきたとしてもそれは他の人の意見です。多読をすればするほど自分なりの新しい視点がドンドン産まれていき、思考がブラッシュアップしていきます。

また、新しい視点がGetできるときはある意味快感です。おおお!俺はなんて頭がいいんだ!と実感する瞬間です(笑)ますます読書がしたくなります!それらについて下記の動画で語りました。

速読多読の効用 知識の暗記の更にその先の世界


速読多読の効用 脳が勝手に問題を解決する

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清水 有高

清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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